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日本車の未来

2024年現在、日本にはクーペスタイルのスポーツカーが、まぁまぁあります。GT-R、フェアレディZ、スープラ、86、BRZ、ロードスター、RF、コペン。

全て専用設計です。素晴らしい!が、全てフロントエンジンです。

第二世代NSXはミッドシップで、V6DOHC4バルブ。ツインターボでハイブリッド!いまや、世界のトレンドはフェラーリ296GTSもマクラーレンアルトゥーラも全くNSXと同じです。

NSXは10年以上早すぎたのです。ところが2022年生産終了。

NSXのようなスーパースポーツの復活も大いに切望しますが、エリーゼ、4C、MR-2、MR-S、S660のような手の届くミッドシップライトウェイトスポーツもないんです。

前世紀に世界で初めてハイブリッドを市販したトヨタでさえ、PHEVやBEVのスポーツカーを出していません。やっと昨年BEVのラインナップの計画を発表しました。

メルセデスもBMWもアウディもすでにBEVのフルラインナップを完成し発売しています。そのため、日本はBECの回路等に必須のレアメタル争奪戦から完全に脱落し世界から3週遅れです。

新クラウンのFCEV(燃料電池電気自動車)グレード発売はとっても喜ばしいことです。しかし、水素ステーションも電気充電ステーションもインフラは全く整っていません。

BEV生産台数世界トップの中国がなぜトップになったのか?それは政府が法律を作り、金も出し大々的に後押ししたからです。その上レアメタルも独占しています。

習近平は2024年「我が国のエネルギー安全保障は確立された」と宣言。BEVと太陽電池とブレードバッテリーの3種の神器と原発によってだそうです。外国から石油を買う必要がないのです。

日本は80余年前にエネルギー封鎖のために太平洋戦争に突入せざるを得なかったにも関わらず、現在もエネルギー安全保障は全く確立されていません。90年代、太陽電池と言えば京セラとシャープが、今や中国の独り占め。半導体と言えば日本だったのに今や、台湾がトップ。風力発電も日本がトップだったのに今や、欧州勢に大負け。この30年もの間、政権は法律を作らず、バックアップもせず、バックアップもせず、インフラは全く整備されず。再生可能エネルギーも遅々として進んでいません。火力発電が大半で、4年連続、化石賞という不名誉まで頂いています。

その上、政権はカーボンニュートラルのため、原子力発電所の耐用年数60年を23年6月に撤廃して無制限にしてしまいました。

同年11月には、小型原子炉発電と核融合型原子力発電に力を注ぐ高市氏が、国会で発表しました。自身大国の日本は原発の近くに断層だらけの上に、南海トラフ地震の発生の確立が上がり、いつ福島原発と同じことが起こってもおかしくないにも関わらずです。

それどころか、ウクライナではロシアが原発を攻撃し占拠しました。北朝鮮には核弾頭は要らないのです。通常ミサイルで原発を攻撃すれば、日本は終わりです。

安倍政権以降の政権は、東日本大震災で一体何を学んだのでしょうか?この12年もの間、何をしてきたんでしょうか?Japan as No.1だったのが、日本はアジアの中でさえ、すでにベベタです。

主権者である我々国民が棄権せず、選挙で清き一票を入れて、政権を変える。そして、日本が技術でも経済でもNo.1になって、手の届く素晴らしいミッドシップライトウェイスポーツを生産してくれることを切に願っています。