2021/02/25 新型コロナウイルスについて

インフルエンザウィルスは槍を持っていて、その槍にさやを被っているんですが、そのさやがタンパク質で出来ています。口にいる歯周病菌等の細菌はタンパク質分解酵素を出します。そのタンパク質分解酵素でさやが溶けて槍が露出して喉の細胞に刺さって感染します。
唾液にはタンパク質分解酵素が有りません。
口の細菌は、寝ている間に約3,000倍に増殖しますので、朝起きてすぐは、1,000億個もの細菌が口の中にいます。ですので、朝起きてすぐに歯ブラシと歯間ブラシで徹底的に細菌を除去してタンパク質分解酵素を出させないようにすると感染しません。

 

川合満先生著「朝、起きてすぐの歯みがきが、あなたを守る」に詳細に説明されています。
又、日本歯科医師連盟が、今年1月に配布したポスターも非常に分かり安いです。

 

コロナウィルスは喉が潤っているとその上を流れて感染しにくくなります。
そして新鮮な唾液が一番防御力が有りますので、新鮮な唾液で喉を潤すことが感染の防止になります。その為に、コロコロガム法(以下のやり方)が凄く役に立ちます。
1.砂糖が入ってないガムを噛む
2.味が無くなったら、丸める
3,喋らない時は、噛まないで、丸めたガムを舌と口蓋(口の天井)の間でコロコロする
4.喋る時や飲物を飲む時は、丸めたガムを上顎の大臼歯と頬粘膜の間に挟んでおく

 

うがいは、外から帰宅した時には重要ですが、唾液を捨てるという欠点があります。
ですので帰宅時以外や市中にいる時は、しょっちゅう新鮮な唾液を飲み込んで、喉を潤す様にしましょう!
上を向くと喉が開いて唾液が喉に流れていきます。九ちゃんの「上を向いて歩こう」は最高です。

 

ウィルスは皮膚からは感染しません。ケガして皮膚が破れている所と粘膜から感染をします。服を着ている時に粘膜が露出している所は、目と鼻と口です。
マスクは鼻と口は覆えますが目は無理です。当たり前ですが、ですので、マスクだけでは片手落ちです。必ずメガネもしましょう。本当は花粉症用のゴーグルがいいです

 

マスクは予防よりもうつさない方に効果があります。ですので、
お話する時はマスクするのがエチケットだと思います。

 

スマホとキーボードが一番不潔です。
スマホはアルコールでしょっちゅう拭く
キーボードはラップをかけて操作しましょう。

 

ほぼ全ての人が、もう既に自分が感染している可能性を否定出来ない訳ですから、
田舎に行ったり弱者に会いに行ってはいけません。
世界的に介護施設での爆発的な感染と死亡率が高い事が死者数の激増の大きな原因との報告があります。又、日本では感染者の10%もが医療関係者です。ですので介護施設と病院や診療所を護る事が死者数を増加させない最良の対策です。
決して介護施設に勤めている人と2m以内に近づいたり、入所している人に会いに行ってはなりません。

 

新型コロナによるウィルス性の肺炎で肺が弱っているところに、口の中の細菌が肺に行き細菌性の肺炎(誤嚥性肺炎)をダブルで起こすと大変なことになります。
高齢者等の特に嚥下機能が弱っている人は寝ている間に知らぬ間に口の中の細菌が肺に行ってしまいます(不顕性誤嚥)。ですので、寝る前に歯ブラシと歯間ブラシで徹底的に細菌をゼロにして就寝することが、誤嚥性肺炎の防止にとても有効です。貴方の命を守ります。

 

ジョギングなどの運動時は安静時に比べて深く呼吸をします。ですので、エアロゾルも多く飛散します。走っているので、エアロゾルは後方に5m程流れます。
ですから、縦に並んで走らず横に並んで走りましょう。又、前方にランナーがいる時は5m以上離れて走る様にしましょう。(山中教授はマスクをしてジョギングをすることを推奨されておられます。)
屋外の公園では、接触感染が一番危険です。ですので、ベンチの手すりや遊具の持ち手やブランコの鎖が危ないです。アルコール入りのウエットティッシュで拭きましょう。

 

検査なしで、自分が感染していること知らずに、別の病気で病院にかかることによって、医師が感染して、病院への受け入れを停止してしまうことこそが、第2の医療崩壊です。4月27日現在、神戸中央市民病院をはじめ、東京でも26ある3次救急病院の内4病院が受け入れを停止しています。又、全感染者の10%が医療関係者です。
にも関わらず、歯科関係者は数人です。しかも歯科医院で感染した人はゼロです。

 

2021年1月19日吉村知事は「利用者側がマスクができない環境に歯科医院がある。大阪には5500もの歯科医院があるが、クラスター発生はゼロ。感染対策の賜物と思うが、何かある。何か?専門家には、是非分析してもらいたい」
と発表されました。

 

非常に重要な事は、感染イコール発病、則ち感染者イコール患者では無い事です。逆に不顕性感染したら自然ワクチンを摂取した様なものです(ラッキー)。ただ、自分はキャリアー(保菌者)ですから、人に感染させる能力がある事を強く認識していなければなりません。
則ち弱者に会いに行ってなりません。どころか自宅待機です。

 

千葉県でおばあちゃんがやってる駄菓子屋に、コドモニカンセンヒロメルナ
脅迫状まがいの貼紙があったそうです。まるで戦時下の非国民との誹謗と同じです。
エセ正義には、心痛みます。

 

新型コロナによる肺炎では、肺で血液からCO2は放出することは出来るのですが、
酸素の取込みが出来なくなります。人の呼吸中枢は、血中のCO2濃度(酸素濃度では無く)を感知して呼吸を制御します。
その為、酸素飽和度(血液中の酸素濃度)が非常に低くなっているのに、血中のCO2濃度が低くなっているので、息苦しく感じません。ですので、気付かないうちに急に重症化するのです。ですのでパルスオキシメーターで酸素飽和度をモニターすることが大切です。

 

腸から便に入ったウィルスは、トイレでフタを開けたまま流すと空気中に飛散します。そして、次に入った人が感染してしまいます。ですので、フタを閉めてから流しましょう。
窓や換気扇があると良いですねぇ。

 

死に至るサイトカインストーム(自己免疫機構の暴走)や敗血病は、歯周病菌等が、歯肉の出血部から血中に入り、その細菌が出す内毒素によって起こります。
前にも記しました様に誤嚥性肺炎も歯周病菌等によって起こります。
ですので、歯周病を治すことと、歯ブラシと歯間ブラシで細菌を徹底的に除去することで、新型コロナウィルスによる死から命を守ります。

 

公共の場では、エアコンをかけていても、2方向換気が必須です。お家でも、お客様を招いたらエアコン中でも2方向換気しましょう。家族だけなら時々で大丈夫です。

 

無症状の感染者からの感染が広がっています。ですので、不要不急の外出は避け、
他人との接触を控えましょう。エッセンシャルワーカーに対しては、政府がPCR検査を実施して無症状の感染者をオリンピック選手村に保護すべきです。

 

レストラン等で、食事をする時、マスクを外したら、テーブル等に置くのではなく、
自分の腕に両側のゴムを掛けて保持すると、色んなところにマスクが接触しません。
26にある様にマスクの外側は不潔です。デーブル等の上に置くとそこが不潔になります。
そこに触れてしまった手で食事をすると感染してしまいます。

 

マスクのについては感染防止の川柳 6) に書きましたが、ウィルスは粘膜から感染します。そしてエアロゾルは鼻からも出ます。ですので鼻出しマスクは無意味です。

 

【マスクやフェイスシールドの効果(吐き出し飛沫量/吸い込み飛沫量)】
なし       100%/100%
不織布マスク   20%/30%
布マスク     18~34%/55~65%
ウレタンマスク  50%/60~70%
フェイスシールド 80%/小さい飛沫に対しては効果なし
マウスシールド  90%/小さい飛沫に対しては効果なし

 

まず、ワクチンを打つことを予防接種と言います。
つまりインフルエンザの予防接種とは、インフルエンザワクチンを打つことです。
現在使われているインフルエンザワクチン等のワクチンは卵の中で培養して作ります。
それに対して、新型コロナのワクチンは遺伝子を利用して作られています。
ですので、アナフィラキシー(即時型アレルギー)の発生率は他のワクチンよりも同等以下です。10万人に2人と報告されています。
そして、アナフィラキシーは適切に対応すれば、大丈夫です。
又、2日間発熱が出る場合が16〜17%あるそうです。
高齢者や基礎疾患がある人は、感染すると重症化しやすく致死率も高いことはよく知られています。則ち医療従事者の手を煩わせることになります。
ですので、ジジババは皆さんの迷惑にならない様に必ずワクチン接種をしましょう。

 

ワクチンは発症を抑える目的で開発されており、2回接種でその効果が95%で、死亡を抑える効果が98%と報告されています。1回ではその効果がとても下がります
又、ワクチンは感染防止を目的に開発されていません。
ですので、感染防止効果も、人に感染させない効果も本来ありません。

 

以下は、一般に出回っている予防法です。
①マスクと眼鏡の着用
②手指の洗浄と消毒
③会食は対面ではせず、一人で食事を短時間で済ませる
④外から帰宅時は嗽をして、先にシャワーを浴びてから食事

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